皆さんは暑さ指数をご存じでしょうか?
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。
上図のグラフからも暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加する様子が分かります。
また、31℃を超えると運動中止(子どもの場合)はもとより、日常生活にも支障をきたす場合があるとされています。残念ながら、今日の学校の暑さ指数は、20分休憩が終わる11時頃には31℃を超え、その後の遊びや体育の授業はできなくなりました。
子どもたちには試練の夏、我慢の夏ですが、自分の身を守るために、しっかり考えて行動してほしいと思います。また、「飲み物は忘れないが、帽子は忘れる」といった子が散見されます。熱中症にかかってからでは取り返しがつきません。ご家庭でも登校前に必ず「水筒と帽子」の両方の確認を再度お願いいたします。
昼前の学校の暑さ指数 自分の身は自分で守りましょう |
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